杣の里釣行記
今年も、T氏と共に恒例のヤマメ釣りに行きました。
昨年、前津江村から山を越えて星野村に入った際、なかなかいい渓流だったので、
今回はここにしようと決め、八女ICから車で40分程のところにある矢部村に行きました。
しかし、朝から雨・・・そして寒い・・・三月位の気温じゃない?とおもえるほど寒い。
でも、第1投目でなかなかいい型のヤマメが釣れ、その後もいい調子で連れ続け、例年になく大釣りをした今回の釣行でした。
第一投目できたヤマメ 22センチくらいのいい型でした。
矢部川本流で釣ったギンケヤマメ サクラマスのように口先が尖り、体が青光しています。
ギンケヤマメはT氏とあわせて二匹釣れました。
こんな里川で釣りました。
本日の釣果 最大23cm位
この道16年、未だ尺ヤマメには出会ったことがありません。
この日、同じ川で尺ヤマメが釣れたということです。
いつもはリリースしているんですが、今回は、家に持って帰って塩焼きにして食べました。
これによって「釣り」という行為が完結したことになります。
嘉瀬川C&R区間
夕方4時くらい、ちょうどイブニングライズが始まる時間帯で、川には多くのフライマンがいました。
この場所は、C&R区間で、釣った魚は逃がすように決められています。
それゆえ、魚はたくさんいるのですが、何度も釣られた賢いヤマメばっかりで、なかなか・・・・
見に行ったつもりですが、やっぱり川を見たら竿を出したくなりますよね。
少しですが毛鉤を流してみました。
途中まで見に来て引き返す大ヤマメにドキドキしましながら、小さいですが、ヤマメを1匹釣りました。
少し銀化したヤマメ
釣りをしている後ろで二人はままごとしてました
アユの遡上を見に行きました
4月も半ばになり、ようやくですが暖かくなってきました。
昨年10月に、アユが産卵するであろう川底が「キレイ」にされて以来、ずーっと心配していた今年のアユの遡上。
そろそろかなと思い、昨日見に行きました。
いつも遡上を確認している場所に行くと、いるわいるわ!!
魚道をピョンピョンジャンプして上る稚アユの姿を見て、自然はすばらしいなぁと思い、
今年の夏への期待に胸躍らせました。
サクラの花びらも散り、若葉が出る季節となりました。
水面にはサクラの花びらがいっぱい
稚アユたちはこの魚道を通って上ります。
堰の上にある緩やかな場所には大きな群れがありました。
堰を上る稚アユ(右端)
今年の正月に防水デジカメを買ったので、今年は水中写真を紹介できますよ!!
海を眺めながら渓流魚を釣る話
昨日は、糸嶋半島の西の突端にある「またいちの塩」10周年祭に行き、山水を引いて造った釣堀の番をしました。釣堀にはニジマスが放たれ、お客さんに釣りを楽しんでもらい、釣った魚は腹を出して塩焼きにしてという一連の流れの中、いそがしい一日を楽しみました。
真ん中にニジマスが群れています。
こんなかんじで釣りをしてもらいました。
すぐそばには海が広がっています。
釣った魚は塩焼きにしました。もちろん塩は「またいちの塩」
餅撒きならぬ塩撒があったり、大盛り上がりの10周年祭でした。
10周年おめでとうございます!!
※僕的には、一緒に番をした人と釣友になったのがよかったです。
横井小楠を求めて
幕末の思想家である横井小楠を求めて、肥後熊本に行きました。
横井小楠は、熊本藩士で藩校時習館に学び、隠居後、福井藩主で幕府政治総裁職にあった松平春嶽に呼び出されて福井藩にて活躍します。と、表舞台はこのように有名ですが、川釣り、特に毛鉤を使った「蚊頭引き」というハヤを釣るための毛鉤釣りの名手だったことはあまり知られていません。
その「小楠の蚊頭引き」が気になって、肥後熊本まで行ったわけです。熊本市内を流れる秋津川のほとりに小楠の隠居所である四時軒と横井小楠資料館がありました。資料館で、小楠の釣りに関する資料はありませんか?と聞いたけど、期待していた釣具などはありませんでした。
小楠の隠居所「四時軒」扁額
横井小楠記念館と四時軒
四時軒の前を流れる秋津川。ここで小楠は蚊頭引きをしたのでしょうか?
四時軒を後にし、熊本市民の憩いの場、江津湖にいきました。
江津湖は桜が満開でした。