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2011.01.26 Wednesday

探しています!! 金色のフライフック

 がまかつの「C12ゴールド」#20というフライフックを探しています。
最近釣具店で買ったのにもう絶版になっているそうで、とても残念です。
持っておられる方、もしくは釣具店があればぜひお知らせください。

TIEMCOの「TMC2487ゴールド#20」でも可です。
これも昨年夏に出たばかりなのに絶版らしいです。
2011.01.19 Wednesday

アユ写真集ができました!

念願の、念願の写真集が完成しました。
この構想6年ほど前からありましたが、近年特に発達したデジカメによって写真がたくさん撮れるようになり、その上、カメラ屋で簡単に写真集が作れるようになったので、今こそ作るときだと思い立ち。
昨年、一年間かけてアユ釣りに行き、そのつもりで写真を撮り、先週編集して、今日届きました。

表紙は緑色にしました。

三月、アユたちが育った海から始まり、梅雨、盛夏、秋と、移り変わる風景とアユを収録しています。
満足のいく仕上がりです。

2011.01.18 Tuesday

今日もまたアユ毛鉤

 ここんところ毎日数本の鮎毛鉤を製作しています。なにかにトリツカレタヤウニ。
こんなにたくさんできました。

さて、要領をつかんだところで、古典の鮎毛鉤を模したものを作ってみようと思い。
五つの鮎毛鉤を完成させました。

左上から「暗鳥」「青ライオン」「赤熊」
下段左から「お染」「五郎中金」    なかなかイケテル!!

アユ毛鉤には必要不可欠な金玉は、後付けです。このように糸に金玉を通して

頭にかぶせます。これで完成!!
金玉がなくとも糸を通す穴(アイ)部分も金なので付けなくてもいいかなと思っています。
すべてはアユ次第ですけどね。
2011.01.14 Friday

嗚呼、鮎毛鉤 鮎毛鉤

ああ、鮎毛鉤・・・
最近、開眼してからというもの、毎日数本の毛鉤を巻きます。
古典的な毛鉤の「青ライオン」や「赤熊」などを手本にして、デザインしています。
蓑毛の付け方もだんだんわかってきました。
でも、本物の毛鉤職人の仕事を見たり、手ほどきを受けたわけではない、にわか毛鉤師
なので、本場播州へ行ってみたいと思う今日でした。

写真右上の少し大きなのが本物の鮎毛鉤(何度かつかったのでボロくなっています)
下の5本が今日作った鮎毛鉤です。
2011.01.12 Wednesday

釣りコミュ

 以前、いい風景だなーと思って撮った写真が出てきたので紹介します。場所は、福岡大学横にある七隈大池。福大通りを通る毎に、いつか立ち寄ってみようと思っていた場所でした。池は、あまり大きくないけど、周辺をジョギングする人や子供達がいっぱいいてとてもさわやかないい雰囲気の場所でした。池には釣りに来る人たちもいて、子供らがルアーを持ってうろうろしたり、毎日、毎日同じ場所で釣りをするおじさん達がいたりして、ひとつのコミュニティーが形成されていました。

おじさんたちが狙うのは、主にヘラブナや鯉。静かに浮子を見て釣る釣りです。
しかし、魚が掛かると、その人の周りは人だかりになります。子供たちは、「なんがつれたとー」と聞きにくるし、ジョギングする人の中には中断して「なにがつれたんですか」と聞きに来る人もいます。

おじさんたちは、釣りをする子供達に、時に厳しく釣り場での作法を教えたりします。
いつも釣りに来る人がこなくなったりすると、「あの人最近見らんねー」という会話が飛び交ったりしています。おそらく心配なのでしょう。小さな池に、釣りを通して小さなコミュニティーが形成されています。※糸島市役所の隣にある丸田池公園にも、大きな池があります。ここを開放してこんなコミュニティーができたらいいですね!
2011.01.12 Wednesday

鮎毛鉤を作っています。

 ここのところ、寒い日が続き、あの夏の鮎釣りが遠い昔のように感じます。
こんな寒い日は、あの夏を思いながら鮎毛鉤を作っています。
以前から、鮎毛鉤を作ろうと何度も試みましたが、納得いくものが出来ず、
8年も前、いやもっと前からずーっと考えてきました。
それが、やっと少し形になってきました。新作の鮎毛鉤です。

以前から、売っている毛鉤には、ハリスが付いているため、短くなってくると使えなくなったり
こまめに付け替えたり出来ないと考え、なんとかアイ(糸を結ぶための穴)のついたフライフック
で作成できないかと考えていました。しかし、なかなかうまく行かず、最近とてもいい金色のハリを
見つけ、そのハリを使うとなんとか様になりました。胴も木綿糸で仕上げることにしました。

江戸時代から作られている鮎毛鉤には、その形に法則があって、みの毛は6本で、
毛鉤の頭に漆を固めて金箔を貼った金玉を付け、胴も水鳥などの毛を染めたものを
使います。その数も数千種類あり、伝統工芸に指定されているため、なかなか素人では
作れないものです。今回作った毛鉤は、このスタイルを重んじながらも、少しアレンジして
作りました。さて、問題は釣れるかどうかです。ああ夏が待ち遠しい!!
2011.01.10 Monday

北斎 千絵の海 蚊針流

 午前中NHKを見ていたら、少し前に放送されて見逃していた「葛飾北斎 千絵の海」が再放送されていた。内容は知らずに、北斎という番組名だけで見てみたかった番組だったが、内容は、フランスの国立図書館で見つかった葛飾北斎の「千絵の海」という」10点の浮世絵に関する番組であった。その「千絵の海」に描かれているものは、すべて江戸時代の漁に関するもので、捕鯨や蛸漁、かがり火を焚いてその明かりで漁をする火振漁など、中には、現在では途絶えてしまった漁法も描かれていた。その中で特に注目したのは、「蚊針流」という絵である。タイトルを聞いただけでピンときた。「蚊針流」とは、蚊針(毛鉤)を流してアユやハヤを釣る釣り方で、流し毛鉤釣りとして現在でも行われている。

さらに注目すべきは、釣り人が腰に差している三角形のものである。これは、「受ダモ」といって、二本の棒の間に麻で作った網を張り、魚が釣れるとこれに受けるものである。網には武士の正装である裃を使ったという。裃は麻でできているため水切れがよく網には最適であった。つまり武士の釣りでもあった。

かつて、肥後(熊本)には、「蚊頭引き」という釣り方があった。竿の先に馬素といって馬の毛を撚ったテーパーラインを付け、その先に毛鉤を3本ほど付け、フライフイッシングのように毛鉤を飛ばして釣る釣り方で、魚がかかると、竿の弾力を利用して魚を水面から一気に抜きあげ、この受ダモで受け取るといった釣り方であった。幕末に活躍した熊本藩士横井小楠は、この蚊頭引きの名手であったと伝えられている。
詳しく絵を見てみると、いずれの釣り人も、竿を突き出すように構え、糸は下流を流れている。蚊頭引きは、毛鉤を逆引きして魚を誘う釣り方で、この絵はその様を表している。手前から三人目の釣り人には魚が掛かって受ダモで取り込んでいる様子が分かる。針には魚が3匹掛かっており、枝針仕掛けであったことが分かる。北斎は、実際に川に行ってこの様子を写生したと思われ、この絵は、江戸時代の釣りの様子を伝える貴重な一枚である。
2011.01.04 Tuesday

あけましておめでとうございます

 
2011年 あけましておめでとうございます。
昨年、糸島市にある安産で有名な産宮神社で七五三をしたときの写真。
うちの娘達といとこ達です。
今年は、年末に防水デジカメを買ったので(フジXP10)水中写真を撮りまくる予定です。
目下、夏に毛鉤でアユを釣るために試行錯誤の毛鉤巻きをしています。
今年も、歴史の原稿を書いており2月を目途に完成させる予定です。
今年もよろしくお願いいたします。
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