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2010.09.27 Monday

アユが「ヨコエビ」を食べる

黄金色になった田んぼには、先週行ったときよりももっと多くの彼岸花が咲いていました。
お彼岸も過ぎ、アユたちもそろそろ産卵のため河口へ落ちていく時期になります。
六月の若々しかったあの頃が懐かしく感じます。
今日も川に行きました。(ちょっとだけ様子を見に行くと言って出ましたが結局釣りました)

この付近は棚田になっているので稲と彼岸花がとってもきれいです。

でも、今日は何かが変!!いつもはほとんど姿を見ないテナガエビの姿をよく見かける。
泳いでいるというよりは漂っているという状態。中には死んだようなのもいるし、
手で捕まえられる程動きが鈍いテナガエビを多く見ました。
水が急に冷たくなってせいでしょうか?
↓漂うテナガエビ(写真中央すこし上の黒い物体)

そして、今日はシラスの餌釣りに大きいのが掛かってきました。夏だったら友釣りでしか
釣れないような18〜20cm位のが餌に掛かってきて、僕が使うハエ竿は満月のように
曲がり、上へ下への大騒ぎでした。大きいやつは取り込みの際ばらしましたが・・・

2時間釣ってこの釣果↓

アユは最大17センチでした。

最近は、釣ったら食べるを心がけていますので近くの▲という店へ持って行き、自ら厨房に
立ち、塩焼きにしました。

写真は撮り忘れましたが、食べる際、腹の中に赤いものがたくさん詰まっているのを
発見しました。今日はアミエビは使ってないし何を食っているんだろうとよく観察しましたら、
川の石の裏なんかにいる「ヨコエビ」でした。新たな発見!アユが毛鉤を食うのも、アミエビ
で釣れるのもなんとなく分かった気がします。

今度は、これをモデルにアユ毛鉤を作ろう!!
2010.09.26 Sunday

遠刈田毛鉤

 私が毛鉤釣りを始めた中二の頃、毛鉤釣りに関する書物やテレビがないかといつも探していた。
そんなある日、NHKの「水と漁の旅」というわずか10分程度の番組に出ていたのがこの遠刈田毛鉤を使ったテンカラ釣りの紹介であった。
東北の蔵王連山より流れる澄川で使われるこの毛鉤は、雉や山鳥の尾羽をむしったときにできる髄の部分を使うのが特徴で、作ってみようと何度も試みたが、未だ作れていない。

画像は→http://www.ne.jp/asahi/tight/lines/TraditionalFlies/index.htmlより転載


2010.09.24 Friday

敵機来襲?

窓ガラスにとまっていた羽虫。
まるで空を飛んでいるかのよう。
何て虫かな?

毛鉤のモデルにしようかな
2010.09.21 Tuesday

彼岸花の咲く頃

彼岸花が咲く頃になると、産卵のためツガニ(モクズガニ)が海へ下る。
カニカゴ(かごの中に餌となる魚のアラいれたカニ捕りワナ)を仕掛けるようになるのもこの頃。
いつもの川にも少し青みの残る田んぼの畦に赤い彼岸花の花が出始めていた。

土曜日の夜、K産大魚釣り同好会のY先輩がまたツガニ捕りに行くとの事で、
仕事が終わってさっそく駆けつけた。
バッカンの中を見るとびっくり!!まさにツガニだらけ。

中にはこんなでかいのもいた。

私は、持参のエビダモを持ってテナガエビ捕りに興じる。
エビダモは、直径15センチ位の小さなタモで、岩の隙間など自由自在に入り込ませることができるエビ捕り必殺の道具である。タモと柄は45度位に角度をつけていて、エビのやや尻側にタモをかぶせて柄で地面をこづくとエビが後ろに跳ねるのでタモにはいるという仕掛け。
大小合わせて20匹位とれたかな・・

中にはこんな大きいのも捕れました。またいこう


2010.09.18 Saturday

水源を探しに

私がいつも釣りに行く川の源流はどのようになっているのだろうと思い、
源流を目指して山道を登りました。
山路を登りながらこう考えました。
「智に働けば角が立つ、情に掉させば流される、意地を通せば窮屈だ、とにかく人の世は住みにくい」
しばらくして視界が開ると、そこには山上湖が広がっていました。

これがあの川の水源か!

この湖のほとりに立つ大木

眼下には美しい海が広がっています。
まさに川と海がつながっている風景。
人間の都合で破壊しないように守っていきたいです。
2010.09.14 Tuesday

魚のボタン

 
ずっと前からうちにあった魚のボタン
5つあって何に使おうかずーっと迷っています。
少し前は、娘の髪留めゴムになったっけ。

2010.09.14 Tuesday

文士と釣り

狭い我が家をさらに狭くするような大きな本棚が我が家にはある。
真ん中から右は歴史、左は釣りというふうに一応分けられてはいるが、
本の前にさらに本といった風に本棚のスペックを越える蔵書をしている。
さて、数ある釣りの本の中で特にお気に入りなのがこれ↓『釣り人ノベルズ』
つり人社から発行されている釣り文学で、釣り雑誌のように写真満載と違って
文字だけの釣りの本である。中学2年くらいから読み始めてだいぶ集まった。
落語家三遊亭金馬の『江戸前の釣り』やつり人社の社長であった佐藤垢石の『垢石釣り随筆』
など私の釣りの原点はここにあるといっても過言ではない。

さらに最近になって、私の欲求を満たしてくれるような本が次々と出てくるようになった。
福岡ではほとんどその情報が無かった和竿の本やレトロ釣具の本など
なぜ今頃になって!という本が最近手に入るのは大人になったからだろうか。
中2の頃に出会っていたらもっと感性が高くなっていたに違いない!
2010.09.13 Monday

引っ掛け漁師に会った!

日中はとっても暑いですが、季節は確実に秋になっています。
ほら、空も秋の空に変わっているでしょう。

今日もいつものように川へ出かけました。

川はいつもと変わらず流れています。

石には無数の食み跡が付いてます。
※食み跡とは、アユがコケを食べる際に口を石にこすりつけて食べた跡。

しかし、今日は人が多い。川遊びの子供たちやツガニの仕掛けを仕掛けに来た人。
釣り人も多数見受けられます。

その中に、水中眼鏡をつけて短い竹で何かをしている人がいました。

アユの潜水引っ掛け漁です。1m程の竹の先にイカリ型になった掛け針をつけて、
泳いでいるアユを引っ掛ける漁です。針の先には糸が付いていて、その先には
ゴムで引っ張って止めてあります。
アユを見つけるとすばやく手元に引いて掛け、アユがかかると先の針が外れるようになっています。
数年前、この川でこの漁をする人に会いました。その人から漁具をもらい、今度会ったときは是非
弟子入りしようと思っていました。今回会った人はその人ではありませんでしたが、一連の動作を
見ることができ、来年はやってみようと思いました。


↑の画像はhttp://asobihodai.blog75.fc2.com/より転載

今日の釣果。小さいですがえさ釣りで釣りました。
しかし、えさ釣りはいいですな。友釣りのように忙しくないし一箇所に座ってアユを眺めながら
釣るので文士的でとても好きです。

さっき友釣りよりえさ釣りの方が好き。と書きましたが、川に行ったら一度は友釣りをしています。
だって、掛かるアユがでかいんだもん。今日のアユは21.5センチもありました。
2010.09.10 Friday

ねらい目はここ!

最近よく行くのが中古釣具専門の店
その名も「タックルベリー」

この店、最初はルアーとかちゃちな釣具しか置いてなくてなーんだと思っていたが、
最近、じっくり見る機会があって見ていると、
誰かが作った仕掛けだの
中身がそのまま入った誰かの小物入れだの
廃盤になっているハリや糸だの
九州ではおそらく売っていない釣具だの
それらがとても安い値段で売られておったので、買い占めてきた。
「アユハリ」11円
「丸カン」20円
「ハリス止め」20円
など占めて700円也。
レアな釣具をお探しなら「タックルベリー」がお勧めです!
2010.09.07 Tuesday

真の風流人とは

今日は、直接の釣りの話ではないが、釣りにも通ずるお話をひとつ。

夏目漱石の「草枕」のつぎのような一文がある。

「世間に茶人ほどもったいぶった風流人はない。広い世界をわざとらしく窮屈に縄張りをして、極めて自尊的に、極めてことさらに、極めてせせこましく、必要もないのに鞠躬如として、あぶくを飲んで結構がるものはいわゆる茶人である。あんな煩瑣な規則のうちに雅味があるなら、麻布の聯隊のなかは雅味で鼻がつかえるだろう。廻れ右、前への連中は、ことごとく大茶人でなくてはならぬ。あれは商人とか町人とか、まるで趣味の教育のない連中が、どうするのが風流か見当がつかぬところから、器械的に利休以後の規則を鵜呑みにして、これでおおかた風流なんだろう、とかえって真の風流人を馬鹿にするための芸である。」

私はこの文章が特に気に入っている。衝撃を受けた一文である。
※茶道を否定しているのではありません。くれぐれもご注意を
「普通が正しい」「前へ習え」の多い現代人。
少しでも変わったことをすると変わってるといわれ珍しがられる今日この頃。
でも、「変わってる」を意識して変わってることをする人が多く見受けられる。
そうなると「前へ習え」とちっとも変わらない
そんな人にはこの文を読ませてあげたい。
つまり、ごっこではなく本物になれって事。
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