2010.06.21 Monday
明治の釣り風景
糸島の古い旧家から見つかったガラスのネガ。
その中には明治時代の人が磯釣りをしている様子が写されていました。
着物に草鞋を履いた人
菅笠をかぶった人
手拭いで頬かぶりした人
竹竿で何を釣っているのでしょうか?
さらに詳しく見ると、手ぬぐいでほうかぶりした人は、竹ののべざおを使って釣りをしています。手元部分がかなり曲がっているし、全体的に曲がっています。おそらく継竿ではなく切っただけののべ竿でしょう。漁師さんでしょうか?
左の人は洋服を着て、魚がエサをくわえたのでしょうか、今まさにあわせているところです。何の魚を釣っているのでしょうか。残念ながら魚の写真がないので分かりませんが、磯で釣りをしているところをみると、クロやメバルなど磯の小物でしょう。右の和服を着た人が持っているのは竹竿には違いありませんが、手元の部分などある程度手が加えられた竿のようです。
その中には明治時代の人が磯釣りをしている様子が写されていました。
着物に草鞋を履いた人
菅笠をかぶった人
手拭いで頬かぶりした人
竹竿で何を釣っているのでしょうか?
さらに詳しく見ると、手ぬぐいでほうかぶりした人は、竹ののべざおを使って釣りをしています。手元部分がかなり曲がっているし、全体的に曲がっています。おそらく継竿ではなく切っただけののべ竿でしょう。漁師さんでしょうか?
左の人は洋服を着て、魚がエサをくわえたのでしょうか、今まさにあわせているところです。何の魚を釣っているのでしょうか。残念ながら魚の写真がないので分かりませんが、磯で釣りをしているところをみると、クロやメバルなど磯の小物でしょう。右の和服を着た人が持っているのは竹竿には違いありませんが、手元の部分などある程度手が加えられた竿のようです。
2010.06.15 Tuesday
シラガタロウ
最近、天然素材の釣具を販売する釣具屋をしようかと本気で考えている。
最近の釣具店は、やたらと強くて丈夫な道具ばかり置いてあってちっとも面白くない。
もっと、釣りの原点に帰れるような、原始的な釣具屋はないものかと日々思うのである。
こうなれば自分でするしかないなと最近は思うのである。
釣りには六物が必要だとはこの前書いたが、中でも最も重要なものが糸である。
昔はテグスという糸を使っていたというが、この糸はなんと毛虫の腸?だというのである。
クスサンという楠の木などにつく毛虫を酢に付けて殺し、背を裂いて絹糸腺を引っ張り出すと糸ができるという。この毛虫は、白い毛で覆われているためシラガタロウとも呼ぶとのことである。
僕は、蛇、毛虫、芋虫が大嫌いであるがなんとか作ってみたいと思う。
最近の釣具店は、やたらと強くて丈夫な道具ばかり置いてあってちっとも面白くない。
もっと、釣りの原点に帰れるような、原始的な釣具屋はないものかと日々思うのである。
こうなれば自分でするしかないなと最近は思うのである。
釣りには六物が必要だとはこの前書いたが、中でも最も重要なものが糸である。
昔はテグスという糸を使っていたというが、この糸はなんと毛虫の腸?だというのである。
クスサンという楠の木などにつく毛虫を酢に付けて殺し、背を裂いて絹糸腺を引っ張り出すと糸ができるという。この毛虫は、白い毛で覆われているためシラガタロウとも呼ぶとのことである。
僕は、蛇、毛虫、芋虫が大嫌いであるがなんとか作ってみたいと思う。
2010.06.14 Monday
6月のアユ釣り
先月の末に少しだけ竿を出して、その後妄想の中だったアユ釣り。
昨日も一昨日も行きました。
この前よりちょっと大きくなったアユ。黄色の追星もくっきりでした。(写真は取り忘れました)
この川は、私が大学4年のときに天然アユが遡上することを発見し、鼻血が出るくらい通い詰めた川ですが、その翌年にはなんと河川工事が始まり、この6年間釣りができない状態でした。
その工事も去年には終わり、アユはまだいるかな?と非常に心配していたのです。
アユのほかにも手長えびやツガニなどがいて、四万十川縮小川と勝手に思っていたのですが、今回、そのカニやえびがどうなっているかも心配でした。
しかし
いました。えさのシラスに寄ってきたツガニ。手長えび(写真は撮れませんでした)もちゃんと生きていました。
以前、僕が釣りをしていると「何か釣れるね」と声をかけてきたおじいさんと犬もいました。
昨日も一昨日も行きました。
この前よりちょっと大きくなったアユ。黄色の追星もくっきりでした。(写真は取り忘れました)
この川は、私が大学4年のときに天然アユが遡上することを発見し、鼻血が出るくらい通い詰めた川ですが、その翌年にはなんと河川工事が始まり、この6年間釣りができない状態でした。
その工事も去年には終わり、アユはまだいるかな?と非常に心配していたのです。
アユのほかにも手長えびやツガニなどがいて、四万十川縮小川と勝手に思っていたのですが、今回、そのカニやえびがどうなっているかも心配でした。
しかし
いました。えさのシラスに寄ってきたツガニ。手長えび(写真は撮れませんでした)もちゃんと生きていました。
以前、僕が釣りをしていると「何か釣れるね」と声をかけてきたおじいさんと犬もいました。
2010.06.01 Tuesday
釣具清玩
中国では「文房清玩」「文房四宝」という言葉がある。
「書」に関する言葉である。書に必要な墨・硯・筆・紙を愛玩することである。
釣りにも「六物」といって竿、浮子、糸、釣針、錘、餌の六つを釣りに必要なものとしている。
これらの道具類に美しさを求める事に憧れ「釣具清玩」という造語を考えていた。
その中で江戸和竿の事や様々な凝った道具類があるのを知って一度見てみたいと思っていた。
そんな時、図書館である本を見つけた。『釣りの名品道具』である。
江戸時代末期から戦前にかけての凝った釣り道具が紹介してある本である。
これらの諸道具は東京にある釣具博物館があるとのことで一度行ってみたいと思った。
釣具の博物館は民間の資料館であったが、数年前、中川船番所資料館に全て寄贈されたとの事。
東京に行く機会があったらここに行きたい!!!
「書」に関する言葉である。書に必要な墨・硯・筆・紙を愛玩することである。
釣りにも「六物」といって竿、浮子、糸、釣針、錘、餌の六つを釣りに必要なものとしている。
これらの道具類に美しさを求める事に憧れ「釣具清玩」という造語を考えていた。
その中で江戸和竿の事や様々な凝った道具類があるのを知って一度見てみたいと思っていた。
そんな時、図書館である本を見つけた。『釣りの名品道具』である。
江戸時代末期から戦前にかけての凝った釣り道具が紹介してある本である。
これらの諸道具は東京にある釣具博物館があるとのことで一度行ってみたいと思った。
釣具の博物館は民間の資料館であったが、数年前、中川船番所資料館に全て寄贈されたとの事。
東京に行く機会があったらここに行きたい!!!