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2010.06.26 Saturday

パッケージ

 
本物っぽい?でしょ
現在のところこの2本です。やる気が出れば新作をつくります。
現在は鮎毛鉤を模索しながら作成しています。
2010.06.25 Friday

新しい毛鉤?

 新しい毛鉤?を作りました!!
といっても昔から伝承されてきた毛鉤を作っただけですけどね。
鉤に絹糸を下巻きし、4月頃に採って乾燥させておいた山菜のゼンマイにつく綿毛を胴に巻きました。
蓑毛は、パートリッジというヤマウズラ系の地鶏の胸毛を使いました。サイズはフライフックの9#です。このゼンマイの綿毛という素材は、採れる期間が短いのでなかなか貴重な素材で,
採った後も乾燥させてゴミを丁寧に取り除くというめんどくさい素材です。
しかし、昔から職漁師たちが使ってきた伝統的な素材だけにいかにも虫っぽく見えます!
2010.06.25 Friday

工房?

 「山雨亭毛鉤工房」兼「歴史研究の書斎」です。といっても台所の隅ですけどね。
ここで毛鉤を作ったり歴史の研究をしています。昭和レトロな机と嫁さんが買ってきた北欧の椅子。
右端にちょっとだけ写っているのは長女です。

ここで毛鉤をつくっていると↓が「おとうさんぶいぶい(虫の事)作りようと?」って必ず聞いてきます。

時機にこの子らにも釣りを伝授しようかな〜でも女の子やしな〜 ロケ地:JR鹿家駅
2010.06.21 Monday

明治の釣り風景

 糸島の古い旧家から見つかったガラスのネガ。
その中には明治時代の人が磯釣りをしている様子が写されていました。

着物に草鞋を履いた人
菅笠をかぶった人
手拭いで頬かぶりした人
竹竿で何を釣っているのでしょうか?

さらに詳しく見ると、手ぬぐいでほうかぶりした人は、竹ののべざおを使って釣りをしています。手元部分がかなり曲がっているし、全体的に曲がっています。おそらく継竿ではなく切っただけののべ竿でしょう。漁師さんでしょうか?

左の人は洋服を着て、魚がエサをくわえたのでしょうか、今まさにあわせているところです。何の魚を釣っているのでしょうか。残念ながら魚の写真がないので分かりませんが、磯で釣りをしているところをみると、クロやメバルなど磯の小物でしょう。右の和服を着た人が持っているのは竹竿には違いありませんが、手元の部分などある程度手が加えられた竿のようです。
2010.06.21 Monday

矢部川紀行

 週末は有明海にそそぐ矢部川の上流、日向神ダム上の川にUさんと行ってきました。
一昨日から降り続いた雨で川は増水し、釣り難い状況でしたが、上陽町の釣具の木下さんがこの辺りでサクラマスが釣れるという情報を発信しておられたので、それを信じて行った訳です。
でも川はこんな状況↓ 命がけの遡上です。

10センチに満たないヤマメの猛攻の中やっとのことで釣ったヤマメ。20センチ位
2010.06.15 Tuesday

シラガタロウ

 最近、天然素材の釣具を販売する釣具屋をしようかと本気で考えている。
最近の釣具店は、やたらと強くて丈夫な道具ばかり置いてあってちっとも面白くない。
もっと、釣りの原点に帰れるような、原始的な釣具屋はないものかと日々思うのである。
こうなれば自分でするしかないなと最近は思うのである。
釣りには六物が必要だとはこの前書いたが、中でも最も重要なものが糸である。
昔はテグスという糸を使っていたというが、この糸はなんと毛虫の腸?だというのである。
クスサンという楠の木などにつく毛虫を酢に付けて殺し、背を裂いて絹糸腺を引っ張り出すと糸ができるという。この毛虫は、白い毛で覆われているためシラガタロウとも呼ぶとのことである。
僕は、蛇、毛虫、芋虫が大嫌いであるがなんとか作ってみたいと思う。
2010.06.14 Monday

6月のアユ釣り

 先月の末に少しだけ竿を出して、その後妄想の中だったアユ釣り。
昨日も一昨日も行きました。
この前よりちょっと大きくなったアユ。黄色の追星もくっきりでした。(写真は取り忘れました)

この川は、私が大学4年のときに天然アユが遡上することを発見し、鼻血が出るくらい通い詰めた川ですが、その翌年にはなんと河川工事が始まり、この6年間釣りができない状態でした。
その工事も去年には終わり、アユはまだいるかな?と非常に心配していたのです。

アユのほかにも手長えびやツガニなどがいて、四万十川縮小川と勝手に思っていたのですが、今回、そのカニやえびがどうなっているかも心配でした。
しかし

いました。えさのシラスに寄ってきたツガニ。手長えび(写真は撮れませんでした)もちゃんと生きていました。

以前、僕が釣りをしていると「何か釣れるね」と声をかけてきたおじいさんと犬もいました。

2010.06.01 Tuesday

釣具清玩

 中国では「文房清玩」「文房四宝」という言葉がある。
「書」に関する言葉である。書に必要な墨・硯・筆・紙を愛玩することである。
釣りにも「六物」といって竿、浮子、糸、釣針、錘、餌の六つを釣りに必要なものとしている。
これらの道具類に美しさを求める事に憧れ「釣具清玩」という造語を考えていた。
その中で江戸和竿の事や様々な凝った道具類があるのを知って一度見てみたいと思っていた。
そんな時、図書館である本を見つけた。『釣りの名品道具』である。
江戸時代末期から戦前にかけての凝った釣り道具が紹介してある本である。
これらの諸道具は東京にある釣具博物館があるとのことで一度行ってみたいと思った。

釣具の博物館は民間の資料館であったが、数年前、中川船番所資料館に全て寄贈されたとの事。
東京に行く機会があったらここに行きたい!!!
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