2019.09.18 Wednesday
堂号「石香書屋」について
堂号・屋号について
このブログの屋号も2010年の開設からいろいろ変わっている。
2010年、仕事もライフワークも、自分の表現を自由にできない時があって
釣りの事なら誰にも邪魔されず、自由に表現できると思い立ち上げたのがこのブログ。
時期によって変わったり、変わらなかったりする私の考えを、釣りをベースに書き続けている。
2010年当初は、ヤマメ毛鉤を基本として作り続けていたのでヤマメ=山雨から山雨亭とし、
ヤマメといいながらもアユの記事のほうが多いので、山雨と工房の工を香魚(鮎)の香に変えて
山雨香房とした。しばらくはずっとこれだったが、
時々、一瞬だけど六物堂とか行雲流水堂とか変えたりもした。
しかし、2019年9月、ふと思いついて石香書屋とした。
この堂号は、かつて長崎街道筑前山家宿にあった近藤家の座敷に掛かっていた扁額で、
清の商人で能書家だった陸品三が書いたものだったという事を、私の歴史の師匠
近藤典二氏の自伝に書いてあった。この額の石香という意味は良くはわからないが、
石とか香はアユを連想させるので、気に入って石香書屋(せっこうしょおく)という堂号をこれからは用いることにする。
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